2020年12月
現在、楽典編①を編集中である。
その中に『音名』があるが、以前から感じていたことを改めて痛感している。
例えば、「シ」を半音下げると「シ・フラット♭」と読むのが普通だ。
また、「ファ」を半音上げると「ファ・シャープ♯」と読む。
「ファ」「シ」は、イタリア語で「フラット」「シャープ」は英語である。
2つの外国語を混ぜて読んでいる。
更に、子供たちに音名唱をさせるときに「シ・フラット」「ファ・シャープ」は音数(文字数)が多いので、歌いづらいことから「シ・フラット」を「ベ」「ファ・シャープ」を「フィス」と読ませることがある。
この「ベ」「フィス」はドイツ語だ。
便宜上だと思うが、このままで良いのだろうか?
小学校の音楽の教科書から、改革の必要はないだろうか?
12月になると、ベートーヴェンの「第9交響曲」とヘンデルの「メサイア」の
演奏会がよく行われて、好み、支持を2分している。
2つともアマチュアの合唱団でよく歌われている。
私は、迷わず「メサイア」派だ。そして、有名な「ハレルヤ」ではなく
「アーメンコーラス」が好きである。
ハレルヤコーラスの時に、聴取が立つ習慣は、イギリス初演の時に
ジョージ2世が、「ハレルヤコーラス」の時にたったので、
国王を立たせて、一般大衆が座っていることはできない!と
皆が立つようになったらしいが、私は曲が素晴らしく思わず国王が立った!と
教わったが、神を讃える曲では立つ習慣があったから!とも言われているし、
また、本当に国王が立ったかも怪しいとも言われている。